医学系研究・外科
研究責任者所属・氏名:真船 健一
実務責任者所属・氏名:真船 健一
1) 研究機関: | 大船中央病院消化器外科・九州大学病院別府病院外科 |
---|---|
2) 研究課題名: | 消化器癌患者の末梢血中のctDNA用いた転移・再発予測法の解析研究 |
3) 研究期間: | 6ヶ月間 |
4)研究の目的と意義: | ctDNA変異を検出するリキッドバイオプシーは、担癌量の評価、標的治療薬を検出する点など有用性が高い。ctDNAは癌組織の炎症や免疫応答賦活化で漏出するといわれるが、実際に高頻度に検出される腫瘍の特徴は明らかではない。ctDNA変異が検出されるクローンの特徴を腫瘍免疫応答の面から明らかにすることが本研究の目的である。 |
5)方法: | 消化器癌症例を術前から遠隔転移再発をきたすまで経時的に採血し、各ポイントでTargetSequenceを行った。原発巣と転移巣に共通する高頻度変異遺伝子のパネルを作成。これらの遺伝子の組み合わせを解析し、がん特異的遺伝子のHLA結合親和性も検討し、さらにctDNA変異の検出率を原発巣および移転巣のがんパネルと比較検討する。 九州大学病院別府病院三森教授からの依頼で、当院においては、まず大腸癌6症例47ポイントのctDNA検出率とゲノムデータとの比較解析を行うこととなった。 |
6)個人情報保護の方法: | 九州大学における個人情報管理のもと完全匿名化されたデータを取得し、当院研究責任者のコンピュータ内にパスワードをかけて保存している。個人情報漏洩の危険はないと考える。 |
7)問い合わせ・苦情の受付先: | 大船中央病院 外科 真船 健一 住所:247-0056 鎌倉市大船6-2-24 TEL:0467-45-2111 |