(1)研究機関 |
大船中央病院 |
(2)研究課題名 |
肝細胞癌肝内再発に対して複回数施行した体幹部定位放射線治療に関する多施設共同後ろ向き観察研究 |
(3)研究期間 |
承認 ~ 2019年3月31日 |
(4)研究の目的と意義 |
本研究は、肝内再発を来した肝細胞癌に対して複回数行われた体幹部定位放射線治療の診療情報を収集・集計し、その有効性・安全性を評価する。その有効性安全性が示されれば、体幹部定位放射線治療の適応はさらに広まり、手術、RFA不能肝細胞癌患者の治療法選択の幅が広がる。 |
(5)方法 |
各参加施設において2007年1月1日から2017年6月30日までに複回数の体幹部定位放射線治療を施行した肝内再発を来した肝細胞癌患者を対象として、全生存割合、局所制御割合、有害事象等を出し、放射線治療の線量体積因子を解析し、有効性、安全性を評価する。 |
(6)個人情報保護の方法 |
研究に関するデータを取り扱う際は、患者の個人情報保護に最大限の努力を払う。症例報告書を作成する際には、個人を識別する情報の全部または一部を取り除き、代わりに識別コードを付し、連結可能匿名化を行う。対応表は、施設個人情報管理者が、施錠された書庫にて厳重に保管する。本研究で得られたデータを当該医療機関外へ提供する際には、対応表は提供せず、連結不可能匿名化されたデータのみを提供する。学会や論文等で研究成果を発表する場合も、個人を特定できる情報を明らかにすることは決して行わない。 |