1) 研究機関: |
大船中央病院 |
2) 研究課題名: |
早期肺癌に対する手術、体幹部定位放射線治療手引書(shared decision making の手法に則った)作成 |
3) 研究期間: |
承認 ~ 2018年7月31日 |
4)研究の目的と意義: |
近年、複数の治療選択肢から治療法を選ぶ際に、患者の生活様式や嗜好を考慮した、患者中心の方法が提唱されている。本研究では、早期肺がんに対する手術と体幹部定位放射線治療の内容、治療中の生活や治療後の生活、副作用について、比較説明する手引き書を作成する。それにより患者の治療法選択の一助になることを目的とする。 |
5)方法: |
早期肺がんに対する標準治療である手術と、治療オプションである体幹部定位放射線治療の治療内容、治療成績を文献、治療方法説明書を用いて集積し、比較説明する。手術または体幹部定位放射線治療を行った患者の体験談を集積し、治療選択を行う患者にとって有益な情報を収集する。 |
6)個人情報保護の方法: |
アンケート調査には、個人を特定できる内容としては、年齢、性別のみ記載をお願いする。(氏名、病院ID等は記載の必要はない。)そのため、個人情報漏洩の可能性は極めて少ないと考える。また、アンケート配布、収集については受付、看護師の業務とし、解析は医師の業務とすることで、患者の特定を防ぐ。院外からの場合も同様とする。アンケート用紙は武田 篤也が都立広尾病院で受け取り、当院に運搬する。 |