医学系研究・呼吸器病センター

1) 研究機関: 大船中央病院
2) 研究課題名: EGFR T790M 血漿検査結果提供プログラムへの参加について
3) 実施期間: 平成27年5月7日 ~
4)研究の目的と意義: これまで、非小細胞肺がんの患者でEGFRチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性を示す様になった患者に対しては、再生検を行いT790Mの発現を確認することでオシメルチニブの使用が可能となっていた。侵襲性の高い検査を再度行うという障壁があった訳だが、今回血漿検体によるT790M遺伝子変異検査が薬事承認された。但し未だ保険適用対象外となっているため、アストラゼネカ社提供の上記プログラムに参加する事で患者さんが治療機会を逸する危険性を回避できる可能性が高いと考えます。
5)方法: 血液検査
6)個人情報保護の方法: 患者個人を直接特定する情報は一切含まれない状態で検査情報の授受が行われるため、プライバシー保護に関しても問題はないと考える。

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