当センターでは内科・外科などの縦割り医療ではなく、それぞれの患者さんを中心にして、お腹の病気を診断から治療まで一貫して行なう医療を提供しています。
IBD(炎症性腸疾患)はクローン病、潰瘍性大腸炎、腸管ベーチェット病など原因不明の腸管に慢性炎症をきたす疾患の総称です。当消化器・IBDセンターは,厚生労働省研究班や消化器病学会での活動を通じて,消化器病医師の間では全国有数のIBD診療拠点医療施設として認知されています。炎症性腸疾患は治療が難しく、IBDの専門医だけではなく、放射線診断医、外科、薬剤師、看護師、栄養士などとの連携したチーム医療が不可欠なため、センター化しています。
また、肝臓疾患は4名の日本の肝臓病治療のリーダーが外来を担当、高度な診療を提供しています。