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患者さんの個別性を大切にした、
あたたかい看護を提供しています。

看護部長から

大船中央病院は、地域に密着した病院、地域の中核病院として2次救急から在宅・訪問医療・看護までの役割を担っています。看護部では、看護師ひとり一人が、自己の役割を果たし、質の高い医療と看護の提供に努めています。
また看護師として、患者さんにもっとも近い位置で、患者さんに寄り添う専門職として「医療を通じて社会に貢献する」という大船中央病院の使命のもと、よい職場環境を築き、看護部全体で患者さんに個別性の高い看護の提供を目指しています。

社会医療法人財団互恵会 大船中央病院 看護部長 西川 雪子

病院の理念

医療を通じて社会に貢献する

看護部の理念

心に寄り添った、安全・安心な看護を提供します

看護部概要

看護配置 入院基本料 10:1(2:1)急性期看護補助加算1
看護方式 PNS体制(パートナーシップ・ナーシングシステム)
看護体系 2交代制
看護単位 9単位 病棟
(7単位)
西3階病棟(乳腺センター・内科・観察室6床)
西4階病棟(消化器外科)(脳外科)(透析室)
東3階病棟(地域包括ケア病棟)
東4階病棟(整形外科・放射線科)
東5階病棟(呼吸器病センター・内科)
東6階病棟(消化器内科)
手術室
(1単位)
 
外来部門
(1単位)
西館:
内科
救急外来
外科
眼科
耳鼻咽頭科
泌尿器科
皮膚科

アネックス館:
形成外科
乳腺センター
婦人科
女性外来
健康管理センター

東館:
消化器・IBDセンター
整形外科
脳外科
放射線治療センター
福利厚生 こちらで詳細をご覧ください
諸待遇 詳細は、募集要項ページをご覧ください

病棟紹介

病棟紹介

西3階病棟

外科的手術を目的としているケースと内科的治療を要する患者さんが入院してこられます。その中には,悪性疾患患者の化学療法、放射線療法、病院で終末迎える患者さんも珍しくなく、年齢層も30台~50代の乳癌患者さんや誤嚥性肺炎・心不全、腎不全患者で高齢な患者さんが多く入院されます。病棟看護は,急性期看護と周手術期の看護、慢性期看護が主体となり,手術直後の急性期は特に身体面の観察,看護介入に重点が置かれ、慢性期看護は家族看護、老人看護、継続看護さらに認知症に対する専門的知識が必要となります。
また,急性期の看護をしながら,回復期や終末期の看護を要しており,患者さんがどの段階にあるのか見極め適切な看護が要求されます。病棟看護師はどの場面においても患者さんや家族の意思決定を尊重し倫理的配慮を持ち自己研鑽し、1人1人が心に寄り添った温かい看護が提供出来るよう心がけています。

西4階病棟

西4階病棟は、消化器外科・泌尿器科・口腔外科・脳外科がメインの外科系病棟としての役割を持ち、内科系の患者さんの受け入れも行っています。担当している科に共通している医療の特徴を見ると、殆どが悪性疾患またはその疑いのある患者さんになります。診断過程、手術療法、化学療法、放射線療法、がん性疼痛のケア、緩和ケア、終末期ケア、がん看護のあらゆるステージにおいて、看護の専門性が求められている病棟でもあります。そのため、西4階病棟の看護スタッフは、医師やコメディカルと協同し、患者・家族の視点に立ち、個別性を重視し、快適で安心・安全な日常生活の援助の実践を大切にしています。また、消化器外科の主な疾患は食道がん、胃がん、膵臓がん、大腸がん、直腸がん、胆石症・胆のう炎、腸閉塞、虫垂炎、鼠径ヘルニア等です。手術を受ける患者さんの不安に寄り添い、安心して手術を受けられるよう関わりを持つことを心掛けています。術後の異常を早期発見し、術後の回復を促す看護を目指して、専門職者として各看護師の能力開発に努めています。

東3階病棟

東3階病棟は、平成30年2月より地域包括ケア病棟として運営しています。地域包括ケア病棟の役割は、急性期医療を終了した患者さんが、在宅もしくは施設へ戻る準備を他職種(MSW、リハビリテーション科など)と協同しておこない、退院を支援することです。また、東3階病棟では、短期滞在入院による周手術期(眼科など)患者さんの看護もおこなっており、その他、糖尿病教育入院や透析導入患者さんの看護もおこなっています。
回復期、慢性期、終末期の患者さん、さまざまな疾患、治療をおこなっているため、看護の基本を大切に、患者さんや患者家族の立場に立ち、個別性を考え、患者さんに寄り添った看護の提供を目指しています。
各スタッフ、自己研鑚も大切にしており、高齢者看護や認知症看護、退院支援など、院内研修はもちろん、院外研修への参加を積極的におこなっています。

東4階病棟

今年2月より,整形外科と放射線科の混合病棟としてスタートしました。
整形外科の主たる疾患は、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、骨盤骨折、変形性関節症などです。治療内容は,外科的療法,保存的療法、早期理学療法などが行われています。高齢者の外科的手術を目的としているケースが多く、患者が安全・安心して周手術期を過ごせるよう、日々の看護を実践しています。回復期(リハビリ期)には、退院をイメージしながら、患者や家族が望む住まい、住まい方を大切にし、自立に向けた援助を行います。医療と介護の架け橋になれる病棟、看護師でありたいと思っています。
放射線科の主たる疾患は,肺がんや肝臓がん,膀胱がんなどです。がんの告知を受け放射線治療を選択した患者さんが,安心して治療を受けられるように確かな知識に基づく丁寧な説明を心がけています。
病棟看護師は、急性期機能をもつ病院の看護師として、知識に基づいた観察や判断ケアの実践を常に意識し、臨床実践に強い看護師を目標にしています。また、さまざまな困難に立ち向かう患者さんに寄り添い、共に前に進んでいけるような看護師としての姿勢を大切にしています。

東5階病棟

平成30年1月より、呼吸器センター・内科の混合病棟として再編されスタートしました。主な疾患は、肺癌、COPD、肺炎、心不全、腎不全、糖尿病等で、診断のための検査入院、外科的治療(手術)、化学療法、放射線療法、肺理学療法、内科的治療等が行われています。在宅酸素を導入される患者さんも多く、入院から在宅への継続看護の充実を図っています。急性期から終末期までの幅広い層の患者さんを対象に看護を行っています。患者のニーズに対応できるためには、看護師として専門的な知識とエビデンスに基づいた看護を提供することを目指しています。病気の治療には、精神的・身体的苦痛が伴うため患者さんの心に寄り添い、安心して入院生活が過ごせるような看護を目指しています。 ホスピタリティの精神で、患者さん1人1人に丁寧に接し、患者さん個々が抱える不安や問題に対して、医師、看護師、薬剤師、MSW、リハビリ、栄養士の多職種で連携し回復に向けて支援していきたいと思います。

東6階病棟

東6階病棟は消化器内科・IBDセンターです。消化器疾患医対し内科的に化療する患者さんが入院されています。大腸ポリープや胃ポリープに対する内視鏡治療、IBD(炎症性腸疾患)のクローン病や潰瘍性大腸炎などの専門的治療、食道・胃静脈瘤の特殊治療、胃瘻増設や交換、肝臓病に対する肝動脈塞栓術やラジオ波焼灼治療、消化器癌への放射線治療や化学療法などが行われています。
最新の内視鏡的治療や特殊治療に関する知識を深め、患者さんが安心・安全に検査や治療がおえられるよう努めています。また、がんの治療を行っている段階からターミナル期に至り緩和治療を行っている患者さんも多くいらっしゃいます。治療の副作用や病状の進行に伴う苦痛や不安に耳を傾け、個別性のある看護を目指すよう努めています。消化器内科単科であるため、医師やコメディカルとも情報共有やカンファレンスを密に行い、看護の質向上を図り、患者さんやご家族に信頼感が得られるようコミュニケーションを大切にすることを心がけています。

手術室

手術室は西館の6階に位置し、サプライと同じフロアーにあります。手術室は4室で稼働しており、対象手術は、外科・乳腺外科・整形外科・呼吸器外科・泌尿器科・眼科・口腔外科の7診療科です。また、緊急手術に対しては、常勤麻酔科医とともに看護師もオンコール体制によって24時間臨めるように備えています。
手術内容は、外科手術では、胃切除・大腸切除などのほかに鼠径ヘルニアや虫垂切除の手術を行っています。また、胃癌や大腸癌の手術では腹腔鏡下で行う症例がほとんどですが、最近では腹腔鏡下にて鼠径ヘルニア根治術も行っています。乳腺外科では、温存療法を中心に乳房切除後の乳房再建、人工透析用のシャント造設を行っています。整形外科の手術は、外傷による骨接合術や人工関節置換の手術も行っています。泌尿器科では、前立腺肥大症や膀胱腫瘍に対し経尿道的に切除を行う手術や男性不妊に対する精索静脈瘤や精管形成手術も行っています。眼科は、白内障や網膜剥離、硝子体出血の手術を行っており、口腔外科では、麻酔科管理下で埋伏歯の抜歯術や歯根のう胞摘出術、舌腫瘍切除の手術も行っています。
手術を受ける患者さんは、不安を持ち、多くの方が緊張された状態になります。その中で、私たちは、患者さんが安全で安心して手術を受けて頂けるよう、思いやりの心をもって看護するように心がけています。
サプライでは、専門的知識を持った滅菌技士が2名おり、安全な滅菌物を提供できるよう日々心がけています。

外来

外来は、4つのセンター化ブースを要し(乳腺センター・消化器IBDセンター・放射線治療センター、呼吸器病センター)、専門性の高い治療を行っています。さらに、救急外来は24時間体制で稼動しています。当院では、内視鏡・CT・MRIなどのほか、呼吸器系、各種血管造影、動脈塞栓術などの検査や治療が多く行われています。これらの検査や治療に使用される器械も充実したものとなり、院内外ともに多くの依頼をいただいています。私たちは、あらゆる患者さんが、安心して検査や治療を受けられるよう、充分説明し、不安を軽減できるよう取り組んでいます。

近年、外来化学療法や在宅治療の進歩も目覚ましく、セルフケアへの支援が重要となってきました。更には、高齢者や慢性疾患の患者さんの来院も多く、患者さんと家族に対し、生活習慣の改善や治療に対する相談・指導を含めた幅広い関わりをもつことも外来看護の大きな役割と考えています。


委員会

しっかりした組織のもとで運営されている安心して働ける職場です。


教育/研修

当看護部の教育・研修について

当看護部では、それぞれの段階に応じた教育研修プログラムに沿って集合教育と分散教育に力を入れています。
また、チーム医療を実践していくために、看護師一人一人の豊かな人間性を育むことも大切にしています。それが患者さんの思いに寄り添い、信頼関係を築くことや患者さんに満足していただけるような看護につながっていくと考えています。

段階別レベル教育
Stage1
卒後1年目研修
専門職業人としての自覚
看護技術演習
Stage2
卒後2年目研修
根拠に基づいた看護技術の習得
看護過程
Stage3
卒後3年目研修
リーダーシップ ―自覚と責任―
プリセプターナースの役割導入編
Stage4
中堅研修
中堅ナースとしてのリーダーシップ
キャリア開発 認定看護管理者制度
教育課程
・ファーストレベル教育課程
・セカンドレベル教育課程
臨時実習指導者研修、医療安全管理者養成研修、緩和ケア、糖尿病療養指導士、IVR学会 認定看護師、内視鏡技師認定、認定看護師教育課程
その他の1年目教育 現場教育 プリセプターシップ
全体研修等 キャリア開発

卒後1年目研修 段階別レベル教育 Stage-1

【 年間教育目標 】

スタッフナースとしての自覚を持って看護実践ができる
・対象の状態がイメージでき、その人に必要な日常生活援助を、反応を見ながら実施できる
・看護チームの一員として責任ある行動がとれる

看護技術の習得
  集合研修 フォローアップ研修
4月 看護技術演習
病院の組織・理念・方針
看護部の組織・理念・方針
専門職としてのマナー
感染防止対策、医療安全
電子カルテ看護支援システム
5月 看護技術演習
看護必要度
看護師としてのマナー
外部研修受講
6月 看護技術演習
夜勤オリエンテーション
フォローアップ研修(3ヶ月)
看護技術チェックリスト評価
7月 受け持ち患者への看護実践

受け持ち患者への看護実践
  集合研修 フォローアップ研修
9月 災害時看護  
10月 看護倫理の講義 フォローアップ研修(6ヶ月)
11月 救急蘇生法(ME機器使用を含む)  
12月   フォローアップ研修(12ヶ月)
「2年目に向けての課題を考える」

◆ その他の1年目教育

・現場教育
・プリセプターシップ


卒後2年目研修 段階別レベル教育 Stage-2

【 年間教育目標 】

スタッフナースとしての自覚を持って看護実践ができる
・対象の状態がイメージでき、その人に必要な日常生活援助を、反応を見ながら実施できる
・看護チームの一員として責任ある行動がとれる

6月 看護技術演習:逝去時の看護 逝去時のケアについては不安でした。しかしこの研修でシナリオをもとに実践したことで知らないこともたくさん勉強になり、自信がつきました。作ってもらったシナリオは実際にそのような場面に遭遇したときに見直して使いたいです。
9月 多重課題研修 夜勤中、点滴トラブル、患者さんの急変、転倒リスクの高い患者さんが突然行動し始めたという設定で、一人一人がロールプレイをしました。何を優先して行動すればよいのかを考えさせられ、他のスタッフに協力を求めることの大切さや判断力・行動力なども求められることが分かりました。この研修で今後の自分の課題が明確になりました。
1月 看護過程に沿った対症看護 事例をもとに情報収集・アセスメント・計画立案までをグループワークをして発表しました。病態生理が分かっていないと身体的アセスメントを行うのは難しいことを実感し、改めて勉強し直そうと思いました。また、普段病棟で行っているケースカンファレンス式でグーループワークを行い、カンファレンスでのメンバー的役割についても考えさせられました。

卒後3年目研修 段階別レベル教育 Stage-3

【 年間教育目標 】

担当看護師として根拠に基づいた看護実践ができる
・対象を捉える力を高め、必要な看護を見出せる
・日々のチームリーダーの役割と機能が実践できる

6月 看護倫理 研修前は看護倫理に対して漠然と「難しい…」「堅い…」というイメージを持っていました。しかし、研修を受け、看護倫理は日常の看護業務と深く関係していることが分かりました。私たちは専門職として倫理観を持ち、患者さんの立場になって考え、ケアすることの大切さを改めて実感しました。
9月 医療安全、KYT 活動指示出しKYTの研修では、実際に身近な事例でロールプレイしました。今までの自分の指示出しを振り返り、相手に分かりやすく伝えることや相手が理解しているかを復唱して確認することの大切さを学びました。
1月 リーダーシップ 病棟で日々のリーダー業務を開始した時期だったのでとても勉強になりました。リーダーは責任が重く、正直負担に感じることもありました。しかし、研修でリーダーの業務や役割について学び、私が看護師として成長するには必要なステップなのだと思いました。研修で学んだことをできることから実践し、師長や主任・後輩ナースから信頼されるリーダーに早くなりたいです。

中堅研修 段階別レベル教育 Stage-4

【 年間教育目標 】

臨床で学ぶ意義を理解し、指導力を高める
・後輩に対し、看護実践の役割モデルとして教育的な関わりができる
・各部署の問題解決に向けて主体的にリーダーシップを発揮できる
・集団の同意を得る能力を養う
・問題を構造的に見る能力を養う

中堅 I 卒後4年目(他部署研修) 4年目になると自分の部署だけでなく、他部門との調整が求められます。そこで興味・関心のある病棟で1週間研修をします。自分の部署で解決できずにモヤモヤしていたことも他部署の先輩からのアドバイスで解決のヒントが得られました。今では他の部署の先輩とも仲良しです。
中堅 II 卒後5年目(看護を語るナラティブ) 入職してから5年間の思い出の場面を振り返り、ディスカッションしました。 そこから自分の看護観が少し整理されたように思います。 新たにこの思いを大切にし、今後も経験を重ねながら 自分の看護観を深めていきたいと思います。
中堅 III 卒後6年目(FISH!哲学) 『みんなで広げよう FISHの輪!!』をモットーに、それぞれの部署で魅力ある職場づくりに取り組みます。

全体研修

【 年間教育目標 】

看護チームの一員として、安全な診療の補助、日常生活援助を行えるように知識を深め、看護の実践に役立てられる。

6月 BLS・AED講習会
9月 災害時看護
10月 医療機関における看護師の暴力対策
11月 フィジカルアセスメント②
1月 医療安全 ~安全な注射・点滴薬の投与~

◆ BLS・AED講習会

平成22年4月1日より当院は、社会医療法人の認定を受けました。
それにより救急医療の充実を図るために毎年、BLS・AED講習会を行い、技術の習得とレベルアップを図っています。


看護研究発表会

院内看護研究発表演題

演題 所属
災害時における緊急離脱の周知
~避難時マニュアルを見直して~
外来
当院における人工股関節置換手術後の脱臼予防指導の評価 東4階
成人後期から老年期の糖尿病患者の自己血糖測定・インスリン注射の手技取得心理的阻害要因 西4階
消化器外科患者の術前後の呼吸訓練の実態
~トリフロー®を用いた呼吸訓練~
西5階
当院の術前訪問に関する調査
~当施設の現状と意識調査の比較分析から~
手術室
一般病棟における認知症高齢者への看護の現状
~アンケート調査から見えてきたこと~
東3階
長期入院となる要因について患者さんの家族の思いから考える
~家族の思いを聴取してから得られたこと~
東6階
乳がん患者の周手術期に抱える不安要素の研究 西3階
高浸透圧輸液の血管外漏出により生じた皮膚潰瘍に対するケアの効果
~創傷治癒支援因子の除去に努めた看護ケアを振り返る~
東5階


キャリア開発

  • ◆ 認定看護管理者制度教育課程

    ファーストレベル、セカンドレベル

  • ◆ 臨地実習指導者研修

    当院は2つの看護学校の実習病院であり、現在10名の臨床指導者が活躍しています。看護の素晴らしさ・楽しさを臨地で教え、看護の担い手である後輩を育てています。人を育てることは自分を育てることであり、更に自分の専門職としての資質を高め、常にスキルアップができるよう支援を行っています。

  • ◆ 医療安全管理者養成研修
  • ◆ 糖尿病療養指導士、IVR学会 認定看護師、内視鏡技師認定

    所定の研修を終了し、専門的な資格を有するスタッフが療養や検査、治療を安心かつ安全に行えるよう援助しています。

  • ◆ 認定看護師教育課程

    病院からの支援制度を活用し認定看護師教育課程を修了し認定看護師を目指します。認定看護師教育課程を修了し認定看護師となったスペシャリスト達が活躍しています。


認定看護師紹介

◆ 認定看護師とは

特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を用いて、あらゆる場で看護を必要とする対象の方へ、水準の高い看護実践のできる看護師として日本看護協会の認定を受けた看護師です。
現在、当院では緩和ケア認定看護師、感染管理認定看護師、認知症看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、乳がん看護認定看護師が在籍しております。

緩和ケア認定看護師・特定行為研修修了 木野 瞬

緩和ケア=終末期というイメージを持たれている患者さんは少なくありません。
しかし、緩和ケアの目的は症状緩和だけでなく生活の質を保つことにあります。そのため、診断早期から関わらせて頂き、より自分らしい生活や納得した治療が受けられるようにサポートさせて頂きます。

〈 主な活動内容 〉
①緩和ケアチームに所属し他職種と連携しながら、あらゆる苦痛の緩和やQOLの維持・向上に努めています。
②入院中の患者さんや職員からのがんに関する相談に応じています。
③病院職員や地域の医療従事者に、緩和ケアに関する勉強会や相談を通して、知識・技術の向上を図っています。
④特定行為研修終了者として、主として症状緩和に関する医師からの相談や提案を行っています。

感染管理認定看護師 森岡 深雪

感染管理の専門的な知識技術を活かして感染防止に努めています。患者さんにも病院職員にも安全な病院環境を整える役割を担っています。

〈 主な活動内容 〉
①感染症発生状況を把握し、感染対策が適切に行われているかを確認しています。
②サーベイランスの実施を行い、感染率の把握と感染対策が適切に行われているかどうかを確認し適切な感染対策が行われるようにしています。
③職員に対して研修会を実施し、教育・啓発活動を実施しています。
④院内ラウンドを行い、感染対策上の問題がないか確認し、改善に努めています。
⑤リンクナースやICTによるチームでの活動の推進
⑥院内・院外からの感染に関するご相談の対応
⑦感染防止加算Ⅰの医療機関として、地域との連携を図り、地域に貢献できるよう努めています。

緩和ケア認定看護師 二見 友子

がん、非がんに問わず、その人らしく療養していけるよう、患者さんに寄り添った支援をしていきたいと日々努力をしています。
具体的には、がんと診断された時からの社会的、精神的なサポート、がんによる身体の苦痛、不安の軽減へのサポート、治療後にどこでどのように過ごしたいかなどの自己決定支援に関わらせて頂いています。がん、非がんの患者さんとそのご家族の考えをお聴きし、良い方法を一緒に考えていき、関係スタッフと共有し、医療チーム全体で支えていけるよう活動をしています。
また、当院の医療スタッフが水準の高い緩和ケアが提供できるよう、実践・指導・相談の役割を担っています。

認知症看護認定看護師 加藤 素子

一病息災、二秒息災と言われる今、認知症になってもその人らしく安心して暮らしていけるように、入院生活の困りごとを少しでも軽減するためのサポートを致します。

〈 主な活動内容 〉
①コンサルテーションを通じて、院内の認知症ケアに関する相談を受けています。
②せん妄ケアサポートチームメンバーとして多職種と協働し、せん妄予防や対策を図ります。
③スタッフへの認知症やせん妄に関する勉強会を行い、知識・ノウハウの取得を推進します。

皮膚・排泄ケア認定看護師 光平 真由美

ストーマ(人工肛門・人工膀胱)や褥瘡(床ずれ)、おむつかぶれなど様々な皮膚トラブルのある患者さんのケアを中心に外来・病棟問わず幅広く活動を行っています。ストーマを造設する患者さんは、ご入院前からご相談を受け、退院後のストーマ生活が快適にそして安心して過ごせるように支えます。
鎌倉市は高齢化率も高く、床ずれを抱える患者さんや介護するご家族の大きな問題となっています。入院中は発生の予防に取り組み、床ずれが発生しているときは「早くきれいに治す!」を目指し、皮膚科医とチームでの褥瘡回診を週1回行っています。床ずれが治った後も繰り返すことがないように予防的ケアも継続してご指導しています。
患者さんやご家族の「こんな時どうしたらいいの?」にお応えし日常生活をサポートします。

乳がん看護認定看護師 村田 麻美

乳がんの診断後、多くの患者さんは治療の選択や身体の変化、お子さんへの病気の告知、妊娠・出産のタイミング、仕事と治療の両立についてなど、様々な不安や葛藤を抱えながら日常生活を送っています。そのような患者さんや家族の不安に寄り添いながら、個別性に応じたケアや情報提供を行い、解決策を導き出していけるよう一緒に考えサポートさせていただきます。

〈 主な活動内容 〉
①治療選択の際の意思決定支援
②病気や治療の副作用、術後の生活についての相談支援や情報提供
③治療による外見の変化に対する相談支援、情報提供
④リンパ浮腫予防の日常生活指導と発症後の対応
⑤緩和ケアサポートチームに属し、他職種と連携しながら、がん患者さんの苦痛緩和やQOLの維持・向上に努めています。
⑥がん看護外来(毎週第2.5水曜日)において、がん患者さんや家族の不安や疑問をうかがい、支援しています。

緩和ケア認定看護師 箱家 久美子

緩和ケアは、がんの診断時から苦痛を和らげる事で生活の質を改善します。また、療養に関する問題に限らず、病を抱えながらもその人らしい、その家族らしい生活とは何か、一緒に考え希望に沿った支援を心がけています。

〈 主な活動内容 〉
①がん看護相談外来(治療や療養生活に関する相談を行っています)
②患者・家族支援(外来での病名・病状説明の場に同席し意思決定支援、がんと共に生きることに伴う苦悩に対する援助を行っています)
③緩和ケアサポートチーム(がん患者さんの全人的な緩和を目的に多職種で連携を図りながら活動しています)

先輩たちの声

メッセージ

  • 現在私は消化器内科病棟で働いています。まだ、知識や技術も未熟で日々変化する患者さんに戸惑いを感じることも多いです。しかし、不安や緊張することも先輩が声を掛けて助けてくださいます。この病棟は患者さんのカンファレンスを医師、看護師で密に行っており、チームで向き合っていると感じられます。患者さんからだけではなく、看護師や人としても多くのことを学べ、日々新鮮な学びを得られ成長していると実感できる場所です。

    小寺 七奈 [ 入 職 ]平成25年 [ 配 属 ]東6階病棟

  • 1年目の集合研修では基本を学び、病棟に戻った後も先輩方は優しく、とても丁寧に教えてくれます。今の自分に足りない看護の視点や技術を指導してくれるので、自信を持ってケアに取り組むことができます。嬉しいことばかりではなく、辛いことも時折ありますが、患者さんからの「ありがとう」の一言、患者さんが元気になりその人らしく退院していく姿に日々やりがいを感じながら看護を行っています。

    安齋 早仁 [ 入 職 ]平成26年 [ 配 属 ]東5階病棟

  • 現在勤務している内科病棟は高齢の患者さんが多いです。そのため、安全な療養環境の提供と、アットホームな雰囲気作りを心がけ、1日でも早く入院前の生活に戻れるよう退院支援にも力を入れています。私自身、子育てをしながら働くことが出来ているのも優しいスタッフや保育室の設備が整っているなどの周囲のサポートがあってこそだと思っています。病棟主任として、働きやすい職場環境を目指し、日々楽しく働いています。

    原田 麻友子 [ 入 職 ]平成15年 [ 配 属 ]東3階病棟主任

  • 今年度から初めて新人指導担当となりました。私は初めて入職したこの病院で、新人指導担当になるまで続けてくることができたのは、スタッフの温かいサポートがあったからです。今まで私が先輩方の指導により培ったものを次の世代の方へ渡せたら嬉しいと思います。一緒にがんばっていきましょう!

    髙木 亜希子 [ 入 職 ]平成24年 [ 配 属 ]西4階病棟

  • 放射線治療看護をもっと専門的にやりたいと一念発起して転職してきました。今は専従看護師として充実した毎日です。放射線治療は未だ誤解から来る不安を抱いて来院される方が多い現状です。治療のこと、日常生活のこと、副作用対策等お話しさせていただいています。安心した、ホッとした等と笑顔になっていただけた時やりがいを感じます。今後も天職と思えるこの仕事を誠実に正確に、誇りを持って全うしたいと思っています。

    齋田 眞由美 [ 入 職 ]平成20年 [ 配 属 ]外来主任


福利厚生

看護師寮

鉄筋コンクリート6階建ての看護師寮は、全個室、冷暖房完備、バス・トイレ付きのワンルーム形式です。


① 寮外観
② 室内
③ 室内
④ キッチン
⑤ バスルーム
⑥ トイレ

近隣環境

周辺には、充実のオフタイムを過ごせる環境があります。
▼ 江ノ島
湘南モノレールで14分で湘南の海が目の前に。マリンスポーツ、レトロな街並みなどを満喫できます。
▼ 鎌倉
日本を代表する古都であると同時に、ショッピングエリア、隠れたグルメスポットが多いのも魅力です。
▼ 大船
JR東海道線、横須賀線、根岸線、湘南モノレールが乗り入れるターミナル駅なので、移動に便利な街です。

院内行事

看護部自治会や病院主催の旅行、スポーツ大会、パーティーなどの多くの催し物があります。

施設関連(法人契約)

◆ セサミスポーツクラブ大船の法人利用券(利用料1,384円/回)

◆ 神奈川県医療従事者健康保険組合契約施設利用(健康保険加入者に限る)


採用・病院見学

大船中央病院

Tel: 0467-45-2111

予約変更専用ダイヤル

Tel: 0467-50-0311