• ポリシー
    わたしたちの治療方針

1.現代医療において可能な治療選択肢を提供し、
患者さんとともに最適な治療方法を選びます

わたしたちは患者さんとの対話を大切に診療にあたっています。できるだけ患者さんの病状や生活状況等をくみ取りながら最適な治療法を提示します。妥当な治療選択肢が複数ある場合は、それぞれのメリット、デメリットを丁寧に説明し、治療方針をともに決定します。それが最適だと考えれば放射線治療以外の治療をお勧めします。

2.治療に携わるすべての職種で、ひとりひとりの患者さんに
より良い治療を行います

わたしたちは職種の壁を越えて活発に議論し、それぞれの専門知識と経験を活かして患者さんにより良い治療を提供することを目指しています。必要があれば他の診療科医師にも意見を求め、主治医が他の病院に在籍する場合には、治療方針を相談し、共通理解を得た上で治療を行います。治療後も協力して経過観察を行ないます。

3.治療の質を高める努力を続け、
その結果を公表しています

世界中の研究者で積み上げてきた科学的根拠(evidence)とわたしたちの経験(experience)を基に、治療の質を高める努力を続けています。例えばいわゆるピンポイント放射線治療(体幹部定位放射線治療)で、正常臓器にかかる放射線の量を可能な限り抑えつつ、腫瘍に集中的に放射線をあてる照射法は当院の大きな特長の1つです。またVMAT(強度変調回転放射線治療、IMRTの進化型)という高度な照射技術を適応*のあるほぼすべての患者さんに用いています。
そうした治療の結果を定期的に解析・公表することで、治療の質を向上するよう研鑽に努めています。

各がんへの治療へ

*強度変調回転放射線治療の保険適応:「限局性固形悪性腫瘍」で、がんの存在範囲が限局していれば、臓器は問いません。当院では、いずれの臓器に対しても限局性の悪性腫瘍に対してほぼすべての患者さんにVMAT(強度変調回転放射線治療)を行っています。

わたしたちの治療方針